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夢が叶う時【ワンピース】

第23章 22


ふと、麦わら屋の声がした方に目をやると、隣にの姿はなかった。
どこへ行ったんだろう。
俺は探しに行こうとしたところに、キャベンディッシュまで現れて
俺たちに絡んできたおかげでを探しに行けなくなってしまった。

しばらくして俺たちはバルトクラブの船に移動する事になった。
ロボ屋が姿の見えないを探しに行った。

ロボ屋が連れてきたはトンタッタ族の奴らと話をしていた。
どこへ行っていたのだろうと思いを見ると目が充血していた。
泣いていたのか、、、

の場合キュアキュアの実の力で目が充血したとしてもすぐに治るはずだ。だとしたらロボ屋に連れてこられる直前まで泣いてたって事だ。

何があったんだ。
ゾロ屋もキャベンディッシュも無視してを探せばよかった。
俺は自分を責めた。

バルトクラブのふざけた船に乗ってからも、また宴の準備がされていた。

の様子はいつも通りだった。
早くと話したいと思いながらも、これからの進路の事や懸賞金の話をしたりしてなかなか話す機会がなかった。

にしてもの懸賞金の上がり方はおかしい。
ドレスローザでも目立って戦いに参加していたわけでわない。
麦わらの一味になっていたからと言ってこんなに上がるのか?
俺以外の奴は気にしている様子はないが、俺は納得がいかなかった。

宴中は常にの周りには誰かいて話す事は出来なかったが、さすがのあいつらも宴続きで早々に眠ったようだ。

俺はの事が気になって眠れそうになかった。
すると、が起きている事に気づく。

やっとと話しが出来そうだった。

『風邪ひくぞ。』
俺はに声をかけた。

「キュアキュアの実の能力者に言う?」
の無理をしているような笑顔を見て、気がつくと後ろから抱きしめていた。

の事が心配だと抱きしめたまま言えば、は耳を少し顔を赤くして気をつけると言った。

『昼間なんで泣いてたんだ?』
もっと間接的な質問をすればよかったが、焦っていた俺はそのままの質問をしてしまった。

は何も答えない。

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