第21章 20
ロー「そうか。今日はお前のおにぎり食べれねぇのか。」
ローは寝転がったままポツリとこう言った。
確かにロビンはサンドイッチが好きだしおにぎりは作らないかもしれないな。
『ご飯があればローの分のおにぎり作っとくね。』
ロー「ああ。頼む。」
そして私は身支度を整えてローより先に部屋を出てキッチンに向かった。
私がキッチンに着くとすでにロビンがいてサンドイッチやサラダが出来上がっていた。
あとはスープの仕上げだけらしい。
私は余っていたご飯でおにぎりを作った。
みんなより早くキッチンにやったきたローにおにぎりを出すとローは嬉しそうだった。
ローは、その日の夜も次の日の夜も私の部屋に来てくれた。
みんなには医務室で寝てると言っているらしい。
私たちは依然としてサンジ達とは連絡が取れていなかったが、ローはそろそろゾウに着くんじゃないかと言っていた。
みんなは無事だろうか。
私はバルトクラブのクルーさんも含めたいつものメンバーでゾロとトレーニングをしていた。
ゾロ「もうそろそろゾウに着くらしいな。お前ら刀構えてみろよ。俺が全員を相手してやるよ。」
ゾロは挑発的な目をしてこう言った。
そして刀を鞘からだして構えた。
ウソップ「おい!ゾロお前、船の上で危ねぇだろ。」
見ていたウソップがこう言った。
しかしゾロはやめる様子はない。
ルフィは、面白そうじゃねぇかと笑って見ていた。
バルトロメオさんも面白がっている。
気がつけばロビン以外のみんなが注目していた。
ロビンは少し呆れた表情でどこかへ行ってしまった。
バルトクラブのみんなはやる気になっていて、みんな刀を構えている。
私にもバルトクラブにあった刀を渡された。
私はその刀を鞘から出す事がなかなか出来なかった。
ゾロ「、どうした?構えろよ。」
ゾロにこう言われ私は何とか刀を鞘から出して構えた。
みんなが一斉にゾロに攻撃を仕掛けるもゾロはその攻撃を全て避けるか武装色の覇気で受けていた。
ゾロの刀が私を狙う。
私はなんとかその攻撃を読み避けた。
ゾロの攻撃は止まらない。
ゾロ「おい。やる気あんのかよ。攻撃してこねぇと当たらねぇぞ。」
私は刀を握り直すもその手は震えていた。