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夢が叶う時【ワンピース】

第21章 20


ロビンと一緒に船の修理をしているみんなの元へおにぎりを持って行くとみんな喜んでくれた。

フランキーは床に開いた穴を直していた。
フランキーにも差し入れをしてフランキーと一緒に私とロビンもおにぎりを食べた。

『だいぶやられちゃったね。』

フランキー「ああ。雨が降る前に直さねぇと。」
私は近くにあった小さな穴に触れた。

『えっ、、、』
私は驚いて穴から手を離す。
穴は少し小さくなっていた。

フランキー「お前、、、がやったのか?」

『わかんない、、、』

ロビン「もう一度出来る?」
ロビンもフランキーも前のめりになり少し小さくなった穴を見つめた。

私は頷いて、穴にもう一度触れた。
穴が少しずつ塞がって行き、最後には完全に塞った。

フランキーと私は驚きのあまり目をパチパチとさせた。

ロビン「キュアキャアの実にこんな力があるなんて!信じられないわ。」
ロビンは顎に手を当てて何か考え込んでいた。

フランキー「まさか、生き物だけじゃなく物まで直すことが出来るって事かよ。」

『これも能力なの、、、?』

私は塞った穴を見つめた。
私は立ち上がり他の穴にも触れて行く。
穴だけではなく凹んでしまった手すりなどにも触れてみた。

どれも元の姿に直すことが出来た。

フランキー「すげーな!!医者いらずの次は船大工いらずかよ!!」

フランキーの声にウソップ、ルフィ、ゾロ、ローもやってきた。

私はみんなに能力を見せた。

ルフィ「スンゲェ〜!!」
ルフィは目を輝かせている。

ウソップ「すげーな!ちょうどいい、俺の壊れたダイヤルも直せるか?」
ウソップはガマ口の鞄からダイヤルを出した。ダイヤルには大きなヒビが入っていた。

私が触れるとヒビは綺麗にくっついた。

ウソップ「やりぃー!なかなか手に入るもんじゃねぇから助かったよ!」

『物に使えるなんて知らなかったよ!修理のお手伝いしてくるね!』

私は勢いよく立ち上がると、クラっとしてバランスを崩した。

ロー「バカか!そんな能力がリスクなしに使えるわけないだろたう!」
ローは私を受け止めてくれていた。

『なるほど。体力をとっても使うみたいだね、、、』

何とか自分で立とうとしたが足に力が入らなかった。

ウソップ「ごめんっ。ダイヤル直すのにも体力使っちまったよな。」







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