第20章 19
ルフィ「あっ、コレが作った飯だろ!!トラ男だけずりぃーぞ。」
『ルフィも食べる?』
ルフィに聞くと、
ルフィ「じゃあ、そのおにぎりくれ!!あーーん!」
と言ってルフィは私の顔の横で大きな口を開けていた。
私がおにぎりをルフィの口元に運ぶと大きめに作ったおにぎりは一口で食べられてしまった。
ルフィはまた口を大きく開けておかわりをねだっている。
ロー「麦わら屋、こいつから飯をとるな。ただでさえトレーニングの量に対して飯を食わなさ過ぎるんだ。」
ルフィ「そうだったのか。悪りぃな。でも美味かった!」
ルフィはそう言って口を閉じた。
ルフィ「起きたなら釣りしようぜ。昨日みたいな魚また釣りてぇよな。」
『ご飯食べ終わって片付けしてからになるけどいい?後ゾロとトレーニングもしたいから少しだけね。』
私がこう言うと、ルフィはここで待ってると言ってキッチンに残った。
私とルフィとローはこれまでの旅の話をしたりして昼下がりを過ごした。
片付けが終わるとルフィに手を引かれ釣りをしに行った。
昨日程大きな魚は釣れなかったけど、バルトロメオさん曰くとっても美味しい魚が釣れてルフィは嬉しそうだった。
それからトレーニングをしにゾロの元へ向かおうすると、ルフィもトレーニングをすると言ってルフィもトレーニングに参加した。
その日の晩ご飯は釣り上げた魚をバーベキュースタイルで焼いて食べた。
みんなはそのまま甲板で眠っていた。
私は簡単に後片付けを済ませるとお風呂に入って与えられた部屋に戻った。
しばらくして、ノックの音がした。
ドアを開けるとローが立っていた。
ロー「入るぞ。」
ローはドアを開けて部屋に入ってきた。
『どうしたの?』
私は慌てた尋ねた。
ロー「今日は眠れそうなのか?」
ローは部屋にあった椅子にドカッと座るとこう言った。
『えっと、、、寝てみないとわかんないけど、、、』
ロー「お前の能力はお前自身に体力がねぇと使えねぇんだ。俺がいたら寝れんだろ。側にいてやるよ。」