第19章 18
を送り出してからもの事を考えていた。
何故、がキュアキュアの実を食べているのだろう。
ティアル族の完全体であるがキュアキュアの実を食べてしまえば、、、、、
考えを纏めたかったが、今は戦場。
目の前の人たちを助けねぇと!
俺は気を引き締めた。
しばらくすると、コロシアムで実況をしていた男が現在の戦況も実況してくれていた。
この国の運命はルフィにかかっている。
俺はルフィを狙っていたバージェスの相手をしていた。
バージェスは俺がメラメラの実を食べた事を知ると、狙いを俺に代えた。
能力を狩りの噂は本当なのか。
エースの話で挑発してきたバージェスを俺はボコボコにした。
俺はよくてもエースが許さないってよ。
すると、実況者が叫びながらルフィが勝利したと言った。
島を覆っていた鳥籠は消えていった。
やるじゃねぇかルフィ。
ひと段落して俺がルフィがいる家に着くとルフィはを抱きしめて眠っていた。
まるで恋人のようだなと思った。
先程までボロボロだった2人は穏やかな表情で眠っていた。
俺はみんなと少し話をした。
俺の過去も話して、さっき作って貰ったルフィのビブルカードを渡す。
ルフィと話をしたかったが起こすのも悪い。
あれだけの戦いの後だ。ゆっくりした方がいいだろう。
の事も本部に帰ってもう一度調べよう。
の側にはルフィがいるんだ。
抱きしめ合う2人を見ていると、俺の不安は消えていった。
俺たちはCP0に狙われている。
リストも手に入れた。もうこの国には用はない。
出来るだけ早く出航しなければ。
『ルフィにゃ、手ぇ焼くだろうがよろしく頼むよ。』
俺は一味に挨拶をして帰った。
カラスに乗ってコアラ達の元へ戻っていると、でんでん虫が鳴った。
実はさっきから何度もかかっていたが無視していた。
どうせ早く帰って来いとかそんかとこだろ。
しかしでんでん虫越しに聞こえたハックの声は想像以上にデカく興奮していた。
ハック『サボ!!ロイドが帰ってきたんだよ!!ロイドはずっとオモチャにされとったんだよ!!まさか、俺がロイドの事を忘れてしまってたなんて、、、、、、』