第4章 3
お腹がいっぱいになり眠っていたらしい。
私は洞窟の中に運ばれていて、ルフィとレイリーに挟まれるようにして眠っていた。
2人とも距離が近いよ。と恥ずかしがるも起こすのも悪いなとと再度眠りについた。
少し経ち、私は洞窟の近くでの食材集めや保存食作りなどに励んでいた。
最近は料理を任せてくれるようになった。
頼ってもらえて少し嬉しい。
それにいつも美味しそうに食べてくれるので作りがいがあった。
後は私もルフィの修行を見ながら密かにトレーニングをしたりして過ごしていた。
前を向いていなければ、何かをしていなければ、ふとした瞬間にまた、泣き出してしまいそうだった。
2人にこれ以上心配はかけたくない。
悲しい事はしかたない。でも泣いていても何も変わらない。今は頑張るしかない。
いつか時間が解決してくれると思っていた。
毎朝、目が覚めるとルフィに抱きしめられいる。
私を抱き枕代わりにしてるのかも知れない。
やっぱり少し恥ずかしいけどこれはこれで安心出来た。
ルフィを起こさないように腕がら抜け出し顔を洗う。
これが私の毎日の始まり。