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夢が叶う時【ワンピース】

第18章 17


を拘束している糸はまだ消えていない。
俺たちを見るとまたポロポロと泣き出す。
必死に抵抗してたんだろう。
手首の縛る糸は所々赤く染まっていた。

ドフラミンゴのクビを切ったおっさんはおもちゃの片足の兵隊だった。
こいつはオモチャにされてみんなから忘れられていたコロシアムの英雄キュロスだった。

の隣にいたおっさんが元国王だという。
元国王リク王とヴィオラはキュロスを見て涙を流していた。

すると、首だけになったドフラミンゴが不気味にも話し出した。
やはり死んではいなかったんだ。

ドフラミンゴは殺気だったいて、鳥篭とやらをすると言った。
そして、拡声器型のでんでん虫を使い、国民たちにゲームをすると言った。
国民達に俺たちを捕まえさせる気だ。
俺たちとリク王家そしてサボにまで懸賞金がかけられた。

俺たちはピーカの巨大な岩の手によって階下へ投げ飛ばされた。
一瞬の隙を突いてはドフラミンゴの元へ糸で手繰り寄せられてしまった。

『ーーー』

トラ男もドフラミンゴに向けて何か叫んでいた。
しかし、俺たちの声は届いてないだろう。

くそー!!!早くを助けねぇと。

島を鳥籠のような糸が囲む。
町ではドフラミンゴに操られた奴が自分の意思とは別に武器を振りかざしていた。

ドフラミンゴの奴!!

投げ飛ばされた時にトラ男の鍵も落としてしまった。

俺はトラ男を担ぎドフラミンゴの元へ急いだ。

途中、なぜかコロシアムで戦った奴らが味方してくれたり、トサカ頭のロメ男が俺らの事すげぇ助けてくれた。

ローの鍵もなんとか見つかり、再びドフラミンゴの元へ辿り着く。

そこには縛られたままのとトレーボルとベラミーがいた。
ベラミーは傷だらけだ。

『ももえー!遅くなった。今、助ける!』

ドフラミンゴはの口を塞いでいた糸を解いた。

「ルフィ、ロー、捕まっちゃってごめんなさい。みんなは無事かな?」
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