第17章 16
俺とドフラミンゴとトレーボルだけが残された。
先程俺が仕掛けた攻撃でトレーボルの体はしばらくは元に戻らないだろう。
しかしドフラミンゴと一戦交えるも、俺の力はドフラミンゴに及ばなかった。
ドフラミンゴは俺がドフラミンゴに不老不死の能力を使えば、代わりに何でも言う事を聞くと言ってきたが、お前にこの能力を使うわけがねぇ。何でも願いを叶えてくれるならコラさんを返せ!
ドフラミンゴは俺に銃を向けトドメを刺した。
俺は何とか能力で別のやつと入れ替わり命を繋いだ。
俺は気づかれないよう広範囲にルームを張る。
多少命削る行為ではあるが、こいつだけは俺がぶっ殺す。
あの日、優しいコラさんが引けなかった引き金を俺が引いてやる。
ドフラミンゴは俺が死んだ気でいやがる。
麦わら屋も俺の状況をみて俺が死んだと思ったようだ。
俺はドフラミンゴに気づかれないよう麦わら屋に状況をを説明する。
ドフラミンゴに向かっていく麦わら屋と俺を入れ替える。
『ガンマナイフ』
体内はお前でもふせげねぇだろ。
ドフラミンゴは膝をついた。
麦わら屋も攻撃をしかけた。
『カウンターショック』
この技でドフラミンゴにトドメを刺したはずだった。
しかし、俺にはドフラミンゴを倒せなかった。
奴の糸の能力が体内の臓器を縫い合わせて修復してるという。
なんてふざけた能力だ。
くそっ!
俺はもう動けなかった。
コラさんの本懐も果たせなかった。
、、、巻き込んですまない。どうか無事にこの島から出るんだ。
振り下ろされる足に覚悟を決めたその時、麦わら屋がドフラミンゴの足を塞いだ。
覇王色同士のぶつかり合いが起こる。
やはりこいつも覇王色が扱えたのか。
俺は最後の力を振り絞りトレーボルを仕留めたが、ドフラミンゴは麦わら屋に任せるしかなかった。
麦わら屋は俺を階下に逃してくれた。
そこにはニコ屋やキャベンディッシュがいた。
麦わら屋がもし負けるのであれば俺もここで死ぬべきだろう。
俺をここに置いていけと言うとキャベンディッシュも残ると言った。
するとトンタッタ族の小人が俺の腕を縫い合わせてくれてもう一人の小人がおれの傷に涙を落としていた。
こいつもおそらく治癒の力があるのだろう。
するとがやってきた。
俺はの姿を見て安心した。