第17章 16
どこからか麦わら屋が俺とを助けに来た。
麦わら屋に担がれているの顔を見ると目からポロポロと涙を流していた。
麦わら屋も一緒に入ってきた女も能力者のためなかなか鍵が開かないようだ。
ドフラミンゴに入った通信によると、街中にいたおもちゃ達が元の姿に戻り街は大混乱だと言う。
あのオモチャ達は何らかの能力によるものだったのか。
元の姿に戻ったのなら誰かがそいつの意識を失わせたのか。
おそらく麦わらの一味の誰かだろう。
ドフラミンゴは怒り狂い鳥籠をするしかないと言った。
まさか、こいつは何年も国王をしてきたこの国を全てを切り刻むというのか。
するとピーカーが石造りのの壁と同化し俺たちを城からつまみ出した。
だけがドフラミンゴの側に残った。
くそっ!!
麦わら屋に担がれながら、再度ドフラミンゴの元へ向かう。
途中、コロシアムに出ていた海賊達が麦わら屋の味方となり戦ってくれていた。
鍵も麦わら屋の知り合いの女が見つけてくれてて何とか海楼石の錠も外れた。
俺たちはドフラミンゴと対峙した。
しかし、ドフラミンゴは麦わら屋の友達とを糸で操り麦わら屋を攻撃させた。
少ししてドフラミンゴはまで操り剣を持たせ俺に向かって攻撃をさせた。
先程、だけを逃そうとしていたのがバレていたのだろう。
は泣きながら俺に向かって剣を振った。
剣を振りながら自身を攻撃しろと言っている。
麦わら屋が操られてる男の攻撃を受けている時は、気絶するまで攻撃するしかないと言った。
しかし実際にはわかっていてもそんな事出来なかった。
を傷つけるくらいなら殺された方がマシだ。
麦わら屋が俺に向かって大技をしかける。
本来ならもっとドフラミンゴが弱ってからする作戦だったが仕方ないだろう。
ロ『シャンブルズ』
俺とドフラミンゴが入れ替わり麦わら屋の大技が決まる。
その隙に俺は能力でを逃した。
麦わら屋に攻撃するように操られている男は、まだ操られたまま麦わら屋に攻撃を仕掛けていた。
そして、麦わら屋とその男は王宮の内部に戦いの場所を移した。