第15章 14
コロシアムの前でローに駆けつけた時も見聞色の覇気を使っていたのに、ドフラミンゴの動きが早すぎて対応しきれなかった。
せっかく、病気を治してもらってトレーニングもしていたのに。
せっかく、キュアキュアの実の能力を使えるようになったのに。
私はまた見てるだけしか出来ない。
とても悔しかった。みんなの事が心配をで堪らなかった。
ドフラミンゴの元には最高幹部と呼ばれるトレーボルと呼ばれる男がやってきた。
しばらくすると、男がやってきてドフラミンゴと話をしていた。
確か、コロシアムで英雄扱いされたいたベラミーという男だ。
ベラミーはドフラミンゴの部下だったはずだ。
ベラミーはドフラミンゴのファミリーになりたかったようだが、話が拗れたのかドフラミンゴによってベラミーはボコボコにされてしまった。
ほどなくしてルフィとローが王宮ににやってきた。
ローの手錠は、外されており元気そうな姿だった。
ル「ー!遅くなった。今、助ける!」
ド「相変わらず状況がわかってないんだな。俺からコイツを奪えると思ってるのか。」
ドフラミンゴは私の口を塞いでいた糸を解いた。
ド「最後に少し話をさせてやろう。」
『ルフィ、ロー、捕まっちゃってごめんなさい。みんなは無事かな?』
私は泣きながら聞いた。
ル「みんな、無事だから安心しろ。今からドフラミンゴを倒してお前も助ける。ベラミー、お前も助けるからな。」
ド「ずいぶんと生意気な事をいいやがる。それなら助けてみるんだな。」
ドフラミンゴはまた分身を出し、ローに向かって攻撃を仕掛けた。
ルフィは本体の方に攻撃しようとしたがベラミーに止められてしまう。
ドフラミンゴはベラミーを糸の力で操っていた。
ベラミーは「すまねぇ。」と泣きながら、ルフィに向かって剣を振るう。
ルフィとベラミーは友達のようだ。
ルフィがベラミーに攻撃を仕掛けられるはずがない。
ロ「どういう知り合いかは知らねぇが、止めたかったら意識が無くなるまでぶっ飛ばせ。」