第15章 14
Aブロックを勝ち抜いたバージェスは覆面を被っていたが、黒ひげ海賊団の一人だった。黒ひげ海賊団、、、
この海賊団だけにはメラメラの実を渡したくない。
Bブロックはバルトロメオで敵を馬鹿にした様な戦い方で観客から大ブーイングを貰っていた。
Dブロックのレベッカという女の子。私よりも幼くみえる彼女に対する観客の罵声はバルトロメオを上回っていた。
それでも彼女は敵も傷つけることなく、Dブロックを勝ち抜いた。
広間でコロシアムの映像を見ているとゾロと錦えもんと会うことが出来た。
ゾ『お前、何ぼさっとしてやがる。とりあえず来い。』
ゾロに担がれコロシアムの周辺に戻ってくる。
2人は何とかコロシアム内のルフィと話をしようとしていたところ、Bブロックの勝者でもあるバルトロメオさんが何故か泣きながら色々と協力してくれて私たちはルフィと柵越しに話す事が出来た。
フランキーとロビンとウソップは一緒にいて、サンジはサニー号にいるようだ。
フランキー達とサニー号と私たちででんでん虫を繋ぐ。
私たちはドフラミンゴが七武海を脱退していない事を知った。
何故こんな事ができるのかはわからないが、朝の新聞は誤報で片付けられているようだ。
フランキーの話では、先ほどのおもちゃの兵隊はリク王軍という小人の軍隊の隊長で、リク王軍は今日ドフラミンゴを打つ作戦を計画していると言う。
フランキーは兵隊さんから話を聞き、この作戦に協力したいと言った。ルフィも「好きに暴れろ!」と言った。
フランキーによるとこの国の闇はとても深かった。
この国のオモチャ達はドフラミンゴファミリーの幹部シュガーの能力によってオモチャにされている元人間だと言うのだ。
オモチャにされた人々は人々の記憶から消され、ドフラミンゴに逆らえなくなる。
オモチャの兵隊さんはシュガーがドフラミンゴファミリーの命令に逆らえなくなる制限をかけ忘れた唯一のオモチャだった。
さらにドフラミンゴは小人のトンタッタ族のマンシュリー姫を捕まえて、トンタッタ族をスマイル製造工場で働かせていた。
そんな話をしていると、目の前にドフラミンゴとローが飛んできた。
ローはひどい怪我だった。
そして弱ったローにドフラミンゴは何発も銃を打った。
みんなが叫んでいる。
ゾロも錦えもんも戦闘体制に入る。