第15章 14
ゾ「早く行くぞ。遊びに来たんじゃねぇだろ。」
シーザー引き渡しチームとも別れて私たちは街へ向かった。
今日、国王が退位したばかりというのに街の人々は穏やかに生活していて私たちは違和感を覚えた。
レストランで食事をしていると、盲目の男の人が博打をしていて、いいようにお金を騙し取られていた。
ルフィが騙されていることを伝えると、その男性は刀を抜いた。
すると、店の中に底が見えないほど深く大きな穴ができて、騙していた男たちはその穴の中に落ちていた。
盲目の男の人は名乗ら無い方がお互いのためだと言い去って行った。
すると、ゾロが刀が一本足りないと言い出し、窓にひっかかる刀を見つけゾロが追いかける。
サンジもゾロを1人にしたら迷子になるだろうと追いかけていってしまった。
錦えもんも仲間を探しに行った。
私とルフィとフランキーだけか残った。
みんな自由すぎる、、、。
私たちはスマイル製造工場の情報を得るために、幹部が集結しているというコリーダコロシアムへと向かった。
コロシアムの前で片足の兵隊のオモチャがいた。
コリーダコロシアムでは、本日メラメラの実をかけて大会が開かれているらしい。
メラメラの実、、、。
メラメラの実といえばエースが食べた悪魔の実だ。
村を救ってくれた時の戦いで炎を纏ったエースを思い出す。
エースの実が誰かの手に渡ってしまうのは凄く嫌だった。
ル「俺、その実ほしい!!」
ルフィも同じ気持ちだったようだ。
フランキーはルフィの大会出場を応援してくれた。
『私も出る!!』
ル「お前はダメだ。俺に任せろ。メラメラの実は誰にも渡さねぇから。」
ルフィはわたしの両肩に両手を置いて言った。
フ「こういう時はよ、ドンと船長に任せときゃいいんだよ。」
『ルフィ、、、無茶しないでね。』
私はルフィの胸に顔を埋めて言った。
ル「わかってる。」
ルフィは私の頭を撫でた。
大会に出場する者しかコロシアムの中には入れなかったので、コロシアムの外で待っていた。
するとフランキーは先程いた兵隊のおもちゃがスマイル製造工場について知ってるという事で兵隊のおもちゃとどこかに行くらしい。
フ「おめぇはここでルフィを待ってろ。ルフィはお前に勝つとこ見といてほしいだろうからな。」
フランキーがこう言ってくれたのでスタジアムの外で待つ事にした。