第13章 12
ル「お前っ、何言ってんだよ。最近はずっと別々で寝てるだろ。」
ルフィは少し慌てた様子で言った。
『だってこの前甲板ご飯食べてた時、ルフィの隣で寝ちゃって女部屋に運んでくれたでしょ?朝起きたらルフィがいなくて寂しかったの。なんかわかんないけど、朝起きてルフィがいると安心するから。』
ル「子供みたいな事いうなよ、、、」
ルフィは目を逸らして言った。
『へへ。ルフィに言われたくなかったな。』
すると、ルフィは私を横抱きにした。
ル「30分経ったら起こすからな。」
ルフィはまだ目を逸らしている。
『ありがとう。』
私はルフィにくっついて目を閉じた。
ルフィが頭を撫でてくれていて気持ちよかった。
遠くの方でサンジの声がする。
私は目を覚ます。
ル「やっと起きたか。昼飯出来たってよ。」
『私、そんなに寝てたの?ルフィ、ごめんね。退屈なだったでしょ。』
私は慌てて起き上がる。
ル「気持ちよさそうに寝てたからよ。それに起きた時俺がいないと寂しくなっちゃうんだろ。だから退屈だったけど我慢した。」
ルフィはニコッと笑っていた。
『ルフィ、ありがとう。』
ルフィは私の頭をクシャクシャっとしたと思えば、そのまま腰を掴まれ一瞬で甲板に移動した。
船はもうすぐドレスローザに到着する。