第4章 3
ルフィサイド
空から落ちてきた全身真っ白な女。
見るからに弱そうだった。
レイリーの話を聞いて驚いた!
そういえばアラバスタでエースとあった時エースはじいちゃんのもう1人の孫に会ったと言っていた。
じいちゃんがもう一人の孫のことを
ガ「さすがのルフィも綺麗じゃと思うはずじゃ!」
とか言ってたな。
正直、苦しそうに眠る顔をみても心配になるばかりで綺麗だとは思わなかった。
そして目が覚めるなり泣いてばかり。
しかし、それは誰かのためだった。
俺らの忠告も聞かずに森に入っていく様子をおれはじっと眺めていた。
見た目に反して気が強そうだな、今は何を言っても無駄だろうと思った。
ほっとくとは言ったものの、気になって寝れなかった。
やはり、夜明けが近づくにつれ猛獣達の動きが活発になってきた。
俺は様子を見に行く。
レイリーも見聞色でもちろん気づいていただろうが、何も言わなかった。
少し進むとバカでかいオオカミに襲われているを見つける。
良く見れば首元から凄い血が流れている。
普通は立つことも出来ないたろう。
しかしは立ち上がり木を武器にして戦おうとしていた。
オオカミが前足を振り上げたのが見えて急いでオオカミを殴った。
の元にかけよると腰を抜かしているのか立てないらしい。
とりあえず肩に担ぐと集めていた木材も一緒に浜辺に運んだ。
するともうイカダが完成しかけていて驚いた。
首元からは血を流しさっきまで立つことも出来なくなっていたのにもかかわらず早く行かなきゃと言うが頂上決戦の時の自分と重なった。
を死なせたくない。助けてやりたいと強く思った。
何か手伝えることはないかと思っていると、突然が倒れた。相当な傷だ。仕方ないだろう。とりあえずもう一度洞窟まで運ぶ。
レイリーから全てを聞いた。
事件のこと。
それとにじいちゃんしか身よりがいないことも。
今すぐにでも天竜人をぶっ殺してやると思った。
に目を向ける。
苦しそうに眠るが目覚めた時、リリーってやつの死を知った時のの事が心配で心配で堪らなかった。