第3章 小悪魔天使がかわいすぎて困る
「あ、あ、っぁあ!!」
突く度に漏れる声。
閉じきれない口の端からは唾液が溢れてきて。
涙と涎でぐちゃぐちゃになってる表情(かお)があまりにかわいくて。
唾液ごと舐めとるように、唇へと噛み付いた。
「………まだきらい?」
「きらい」
「なんで?」
「凛太郎、ご飯くれ、な………っ、もん」
突く度にぬちゃぬちゃ響く粘着室な音。
強がってるくせに、いちいち反応して腰が揺れる。
「やってんじゃん」
「ずっと………っ、凛太郎、だして、なッ、ぅ、ああ!!また………っ、も!!いい!!それッ!やぁああ………っ」
「ほんとに?なか、吸い付いてくっけど」
「もぉやだぁ!!早くごはん………っ」
挿入れたままに。
上の突起を指先でくちゅくちゅすれば。
本気で泣き出すリッカ。
「ねぇリッカ、ご飯欲しい…………?」
「…………っしい!!りんたろぉ」
「っ」
蕩けた瞳にオンナの顔。
閉じられない口から覗く真っ赤な舌。
涙と涎でぐちゃぐちゃの顔。
全部が俺を欲しがって、いて。
こんなのもうほんと。
我慢なんてできるはずねぇから。
欲望のままに。
リッカのなかへと欲の塊を吐き出した。
「…………光ってる。食えた?」
「ん………。おいしい…」
食ってる時の。
気持ち良さげに蕩けた表情が、好き。
「…………ごちそぉ、さまでした」
「まだビクビクしてる。気持ちいいの?」
「ん…………。気持ちいいし、おいしい…………」
あー!!
言葉ね、ほんと。
表情もだけどさ。
頭撃ち抜かれる。
「…………あんま、煽っちゃだめ」
「あお?」
「俺以外食ってる時、そのかおとか、言葉とか…………。男なら我慢できねーだろーし。まぁその辺はちゃんと、兄貴が手綱引いてんだろうけど」