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もう一度、を叶えるために。second

第14章 ♪龍地洞ってどんなとこ?





「エニシ、いい加減にしろ。」

「ごめん、無理、譲れない。だって、イタチには必要なことなんだもん。」

「だから、必要ないと言っているだろう。」

「いやいや、必要なんだってば。チャクラ切れ寸前だった事だって何度かあったし。その度に私のチャクラを使ってたもん。」

結構役立ってたんだから。

「これからは必要なくなる。体は殆ど治ってるだろ?」

「まだ完治じゃないんだって。何があるか分からないから繋いでおきたいの。」


さっきから、術を切る切らないで揉めている。
私は私で、治療に必要だからで押し通してるから、ずっと平行線だ。
治療を始めた時以来の押し問答。


「はあぁ…。飽きもせず…。」

サソリさんは面倒そうにヒルコの手入れをしている。



自来也様と大蛇丸が引いたあと、念の為にと場所を移して目立たない所を見つけ、ちょっと大きめのかまくらを作ってみた。
窪地になってて、まあまあの大きさを作っても高さが出なくて目立たなかったのよ。

チャクラ切れはどうしたって?
イタチのおかげで、そこそこ回復しましたとも。
チャクラの受け渡しって、医療忍者の特権っていうか、緻密なチャクラコントロールとならではの医療術を持って初めて出来ることなんだよね。
だから、イタチが出来るとは思ってもなくて。
まぁ、医療術とは違うから、イタチは私にしか出来ないんだけど。

そういう意味でも繋がってれば便利だね、って方向で話を持ってこうとしたんだけど、そもそもの話、「呪印が無ければこんな事にはならなかっただろ」と一刀両断されました、はい…。
んで、そこからずっと問答が続いておりまする…。

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