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もう一度、を叶えるために。second

第11章 そうだ、野菜を贈ろう!




「ふはっ…!イタチイタチ、見てみて。」

ナルトにナルトの箸置き。
白い石に鮮やかな赤で綺麗に渦を巻いてある。
めちゃウケる。

「ナルトはこれで決まりだね。」

でも、これだけってのもな…。

「あ、これにしよ。」

水晶玉付きの招き猫のストラップ。
魔除けのご利益ありそうじゃない?

「やけに早いな。」

「こういうのはインスピレーションよ。…あ、サクラちゃんにはこれだね。」

ローズクオーツに桜の金飾りをあしらった華奢な玉飾り。
かわい〜。

「シズネさんには、と…。ムーンストーンがいいな。」

こちらも玉飾り。
ムーンストーンの石言葉は幸運、健康、恋愛。
恋愛にはぶっちゃけ期待してないけど、幸運の石としては期待大。

「綱手様には、と…。これがいいかな。」

サンストーン。
石言葉は情熱、勇気、健康、幸運、リーダーシップ。
揃い踏みじゃね?

まぁ、ともあれ。
私にとって、二人は太陽と月。
象徴としては正にぴったりだね。

「あとはカカシ先生か…。…あ、これにしよ。」

茄子の箸置き。

「先生のおたんこなす。」

腹いせじゃ。

「この前の事か?」

「約束したのにさ。」

ぶすっと頬を膨らますと、ふっとイタチは笑う。

「半分はお前の自業自得だがな。」

「だとしても約束は約束だもん。…よし、これでお会計してこよ。」

「あぁ。」

私達はお会計を済ませて店を後にした。

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