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もう一度、を叶えるために。second

第9章 久々に血が騒ぐわ…!




「「うま〜。」」

その場で、サクラちゃんとお先に焼き団子を頂くことに。
肉厚でもっちもちで甘味噌と合う合う!

「はい、お待たせ。」

「ありがとだってばよ。」

手羽先も出来上がり、ナルトが受け取る。

「お魚、もうちょっと待ってね〜。」

「は〜い。」

あ〜、これ癖になる味だわ。
普通の団子とはまた違う旨さがある。

「美味しいですね!」

「だね〜。おかわり欲しくなるよね〜。」

「ナルトの手羽先も美味しそうね。」

「美味いってばよ。」

なんか、ペロリといきそうだね。

「はい、お待ちどうさま。」

「ありがとうございま〜す。」

うまそ〜。
料金を払って、ちょっと屋台通りから外れたところで休憩。

「サクラちゃん、味見してみる?」

「いいんですか?」

私が手をつけてない魚を差し出すと、嬉しそうに受け取った。

「いいさいいさ。がぶっといっちゃって〜。」

すると、かぷりと遠慮がちに口を付けた。

「…美味しい〜!」

「でしょでしょ?私、炭火焼きの魚って好きなんだよね〜。」

「これは確かに素朴だけど美味しいわ。」

「俺も味見したいってばよ。」

「ほら。」

サクラちゃんから返ってきた魚を、今度はナルトに渡す。
こちらは、遠慮なくがっつりと食いついた。

「…うまっ!これ、美味いってばよ!」

「でしょ?炭火系の屋台を見たら、一度はお魚をご賞味あれ、ってね。」

魚って子どもに嫌厭されがちだけど、鮮度が良くて炭火だったら、肉より旨味は断然高いと私は思う。

ナルトから返ってきた魚に、私も大口開けてかぶりつく。

「はふはふはふ…。」

ほくほくでうまうま〜!
ぷりぷりで脂のノリも抜群!

「「…はやっ。」」

綺麗に骨だけ残して、ご馳走様でした。

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