第9章 久々に血が騒ぐわ…!
※若干、残酷描写があります。
苦手な方はスキップしてください。
ドカーン!!!
「な、何だ!?」
「何が起きた!?」
とりあえず、ドアをぶち破って中へと突撃。
からの、クナイで両刀での大立回りで、立っている全ての者を撃墜。
一発で五人中五人を仕留めました。
「…あれ、これ私一人でイケんじゃね?」
「何だ!?何があった!?」
どたどた、がやがやと上の階から人がたくさん降りてきました。
あ。これ、仕事まだあるわ。
「赤い眼…!写輪眼だ…!」
「懸賞首だ!やっちまえ!」
「馬鹿!よせ!!」
思い留まる人は少数。
この人達、うちは一族知らないのかしら?
「ぁが…!」
「…ぅぐ…!」
「うわあぁ…っごふ…!」
私が殺られるわけないじゃん。
「やべぇよ…!どうする…!?」
「とにかく上へ逃げろ…!」
バタバタン!ガチャ。
あ、鍵閉められた。
「…こっからが腕の見せ所になりそうだね。」
さてと、どうしよっかな〜。
ドアというドアは吹き飛び、窓ガラスは派手に飛び散り、時折そこから人が吹き飛んでくる。
「派手にやってやがるな。」
「ご申告通り、随分と乗り気でやってますね。」
二人は影分身で手分けしながら、溢れ出てきた残党を次々と狩っていく。
窓からは、ちらちらと炎が噴き出ていて、派手な音も聞こえてくる。
火遁か起爆札でも使っているのだろう。
「全部クリアしたよ〜!」
エニシの合図が出た。
「早ぇな。」
「さすがと言うべきですかね。」
「俺達も片付けるぞ。」
「はい。」
のんびりと構えていた二人は、本腰を入れるように走り出した。