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もう一度、を叶えるために。second

第8章 暁に依頼します!




で、次の日。
急遽、人がいないってんで私が部署を担当することになった。

最初は「小娘が」的な目で見られてたものの、手腕を認められたらしく、事務的な話くらいならスムーズにしてくれるようになった。
猫ババした昨日の男とは仲が良かったみたい。
彼らは概ね元ガトーカンパニーの社員だった。
なんとなく、彼らの仲は悪くなかったのかなぁと思う。

午後には私はお役御免となって、その部門の中の一人が担当者に任命されていた。
白が少し話をしてみたんだって。
それで、感触は悪くないって判断だったみたいでその人に決まったんだそう。
やっぱり、書類や見た目だけでなくて実際話してみて感じることってあるよね。


「超邪魔するぞい。」

「いらっしゃ〜い。昨日のことですか?」

「そうじゃ。取り仕切ってる奴を連れてきたんでな。お前さんを交えて話がしたいんじゃ。」

「分かりました。こちらへどうぞ。」


私は隣の部屋へと促す。
長くなると話し声とか気になってくるしね。
特に斬不斬さんは気に障りそう。

「カイと言います。よろしくおねがいします。」

「こちらこそ。早速ですけど、昨日お話ししたんですが、そこに書いてあるー…」

ってな感じで、打ち合わせスタート。

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