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もう一度、を叶えるために。second

第7章 お宝探しにご同行〜



「おかしいですね。明らかに何かありそうなのに。」

鬼鮫さんも同じこと思ってた。
彼は少し考えて、イタチに目を向ける。

「どうしますか?」

「…入ってみない事には何とも言えないな。」

つまり、♪何が出るかな♪の状態なわけだ。
ってことは、どこ行っても同じだよね。

「じゃあさ、」
「ここから調べましょう。」

「そうだな。」

「おおい!ちょっと待てい!」

私まだ何も言ってませんけど!?

「何ですか?あなたの意見は聞きませんよ。」

「何でですか!」

「あなたはさっき罠を発動させたんだから当然でしょう。ペナルティです。」

鬼鮫さんは言いながら肩をすくめる。
えぇ〜!でも結果オーライじゃん!?

「そんな顔したってダメなものはダメです。」

「今は大人しくしておけ。」

ブーブー。

「物見遊山は?」

鬼鮫さんの言葉に、

「…”困ります。”」

と答えるしかない。
色々見学したかったのに〜!

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