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もう一度、を叶えるために。second

第6章 逃がさないんだから…!



さてさて。
元々私はここが気になるから入らせてもらったわけなのよ。
だからその原因を探りたい。

うーん。妙な気配は感じるんだけど、出処が分からないなぁ。
ってことで写輪眼にチェンジ。
お、見えた見えた。
この床の下になんかあるぞ。

「すみません、この下に…」
「ひっ…!その目…!」

…目が合った瞬間それかよ。

「お察しの通り写輪眼ですが何か?」

「あ、あんた、うちは一族だったのか…!?」

「うちは一族ですが? な ・ に ・ か?」

何なんだよ、その反応は!
なにか?目が合っただけで私が殺すとでも?
写輪眼を知ってる人は大概こういう反応するんだよね、失礼しちゃう。

すっごく嫌そうな顔をしてやれば、アルビノさんは怯えながら後退り始める。

ほぅ…?そうくるか。

だから私は瞬時に距離を詰めて、その肩をがっしりと両手で掴んでニヤリと笑った。

「逃すと思う〜?」

「ひぃぃぃ〜!!!」

ぱたり。


……。


嘘でしょ?
本当に気絶する人なんて、初めて見たんですけど。

っていうかやり過ぎたわ…。

ごめーん!
謝るから起きて〜!!


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