第4章 勝ち組の思い

白石「やっぱ皆気にしてるんかな、去っていった仲間の事」
花鈴「……気にしますよ、口にしてないだけで」
不二「花鈴ちゃんも越前達の事、気にしてるよね」
花鈴「そう、ですね……でも」

空を見上げ、「決めたんです」と掴めない星に手を伸ばしながら言う花鈴。

花鈴「最後まで残ってやり遂げるって、去っていった皆の思いも乗せて……っと」

スッと立ち上がり「得点係やりますよ」と菊丸達の元へと向かい皆でテニスを始める。

白石「……ほんま、凄いな花鈴は」
不二「ああ、僕達も頑張らないとね」