第12章 ◇ 熱 ◇ 夢主視点 ◇

しばらくしてペンギンが部屋に来て
薬とか貰ってローを起こした





「ロー？少しだけ起きれる？」

ロー）「…ん"ん"？」





ローはゆっくり目を少し開けた





「薬飲もう？それとも飲ませようか？」





笑って言えばゆっくり体を起こして
私の首元に顔を埋めた







「ふふっ…ちょっと待っててね」







ローの頭を撫でながら
ペンギンに目を向ければ
口パクで「後よろしくな」って言って出て行った







嚇母に薬と水を取ってもらって
口に含んでローの体を動かし
顔を固定して口を付けた







ロー）「…んっ、っは…」






普段聞かないローの声を聞いて…
なんか…私が恥ずかしくなった





状況を考えろ私

そんな状況じゃないぞ私





ちゃんと飲んだのを確認して
口を離そうとすれば
ローの手が私の後頭部に回り離して貰えなかった






「んっ！はっ、ろっ…」

ロー）「…はぁ、ふっ…」





ちょっと待て！




今ここには嚇母達もいるのに！




後頭部に回ったローの手を離そうとすれば
ローは舌まで入れてきて
力が抜けそうになったが
なんとか力を入れてローを押して離れれば
私もローも肩で息をしてる