第29章 ◆ 助けたい君 ◆ 夢主視点 ◆ ④ ◆

オマケ




ロー）「おい」

「ぅえ？なに？どったの？」

ロー）「ちょっと小耳に挟んだんだが」

「うん。うん？」

ロー）「お前、赤髪屋のところの男に抱かれたらしいな」

「⋯⋯」

ロー）「否定しないんだな」

「気のせいにしたい」

ロー）「ほぅ」

「うわー、めっちゃ悪い顔するじゃん」

ロー）「言い訳もしないのか」

「否定は出来ないけど言い訳なら出来る」

ロー）「言い訳ならじっくり聞いてやるぞ」

「絶対聞かないやつじゃん！やっぱり男の嫉妬は怖い」

ロー）「今日は随分煽るじゃねぇか」

「気のせいだよ。それに抱かれてない。抱きつかれたの⋯いや、抱きつかれたってのもおかしいか⋯」

ロー）「どっちも一緒だ」

「えー！全然違うよ！」

ロー）「部屋に行くぞ」

「えー！やだよ！絶対虐めてくるやつじゃん！」

ロー）「男の嫉妬は怖いんだろ？頑張れよ」

「あ"ぁー！誰だよ！言ったやつ！絶対嚇母じゃん！」

ロー）「それこそ気のせいだな」

「なんか今から地獄の入口に連れて行かれるみたい。やっぱり男の嫉妬は怖い」







そう言って抵抗虚しく連れて行かれる
次にアヤを見たのは２日後だったとか(笑)