* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】
第12章 ◇ 熱 ◇ 夢主視点 ◇
ベットに座って足の上にローの頭を寝かせて頭を撫でた
「落ち着く?」
ロー)「んっ」
「寝ていいよ。起きるまでここにいるから」
ロー)「…手」
「ん?」
ロー)「手、握れ」
「ふふっ、これでいいかな?」
ローの片手を取って握れば
ローは気に入らなかったのか
自分で握り直した
指を絡めて
ロー)「これでいい」
「…ゆっくりおやすみ」
頭を撫でながら声をかければ
ゆっくりローの瞼が閉じていった
ちゃんと寝たのを確認したら
「嚇母」
嚇母)“やぁ”
嚇母はポンッと音と煙と共に出て来てくれた
嚇母)“アヤ…悪いけど僕はこの世界の病気なんて分からないよ?”
「うん。ちょっと頼まれ事してくれない?悪いんだけどペンギンに伝えて来て欲しいの。多分もうすぐ誰か起こしに来てくれるだろうけど、せっかくロー寝たし、起こしたくないし…片手はローと繋いでるから分身も出せないし」
嚇母)“熱があって寝てる事を伝えればいいの?”
「ついでに薬、軽い食べ物、飲み物、その他もろもろ」
嚇母)“はぁ、分かったよ…伝えてくる”
「ごめんね、ありがとう」
嚇母)“今度なんかしてもらうから”
「はいはい」
嚇母はゆっくり飛んで行って部屋から出て行った
残された私は口寄せして雲母と冥母も呼んで
静かにしてもらって
雲母は水でローのおでこを冷やしてもらって
冥母はタオルとか取ってきてくれた