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* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第7章 ◆ 目 ◆ 夢主視点 ◆







私は左手を掲げるように上にあげ…眺めた



正確には左手の薬指についてる指輪を


ローに貰った大事な指輪
そしてハートの文字と海賊団のマーク
私は目を細めて左手を眺めた



自然と笑みが零れる




「彼はね、私以上に私の体を気にしてくれて、私が欲しい時に欲しい言葉をくれて…私が助けて欲しい時に心を救ってくれて…私が求めてる時に手を差し伸べてくれる…良い奴なんだよ」

ナミ)「…」

「私は彼の手を…隣を譲りたくない。手放す気は無い。手離したくない。手放せない。私は彼の唯一無二の武器で…そんな存在でありたい」

ナミ)「…もし彼からいらないって言われたら?」




ナミの言葉に笑みがこぼれる




左手を戻してナミの顔を見れば


ナミは私の顔を…笑みを浮かべた顔を見て目を見開いてた





「生きる意味がないね。私にとって彼以上の者はいないもの…彼が私を求めてないなら私は死んでるかな。でもそんな事ないって自信を持って言えるよ。彼は私に、自信と勇気…そして自由や心、愛をくれた…他にも色々くれたよ。私は彼無しでは生きられないかなー…それにね、世界を魅せてくれるって言ってくれたんだ。私はそれを信じてる…彼は…」

ナミ)「…それぐらいにしといた方がいいわよ」





ナミの言葉に今度は私が目を見開いてた





「え?」




…ナミが笑ってる…ニヤニヤして…




ナミ)「ごめんね…彼に冗談で言ったら報酬を貰っちゃって♡」

「…」

ナミ)「ふふっ。さすが船長だけあって気前よく払ってくれたわよ♡」

「…あ"ー。変だと思ったけど」

ナミ)「ふふっ。ご馳走様。楽しんで」

「あ"ー」











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