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* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第7章 ◆ 目 ◆ 夢主視点 ◆







ナミ)「…あんたの方が怖いわ」

「えーそーかなー。普通だよー」

ナミ)「と言うか!私はそれが聞きたいんじゃないのよ!あんたは何でトラ男と一緒にいるの?他の仲間を置いてまで!」





ナミが体ごとこっちに向けて少しだけ怒鳴るように言ってきた


私は自分の頭の後ろに両手を組んで…また空に見上げた





「彼は寂しん坊なんだよ」

ナミ)「は?」

「ローも私も寂しん坊なの。独りは寂しいの。だから私は彼といるの」

ナミ)「…独りにしない為に?」

「んー。それは少し違うかなー」

ナミ)「え?違うの?」




ナミが首を傾げたから私は空に向けていた視線をナミに向けた




「言ったでしょ?独りは寂しいの…私がね、ローから離れられないんだよ。ローのいない世界なんて、私からしたら生きる意味も価値も無いもの…壊したくなる」

ナミ)「…世界を?」

「壊せるよ。私この世界を壊せる。海賊だろうか海軍だろうが、七武海、四皇、世界政府、天竜人、悪魔の実の能力者達…ぜーんぶ敵に回しても壊せる…こんだけ使い放題なら使うでしょ」

ナミ)「…何が?」

「ふふっ。こっちの話♡」




また茶化す様に言えばナミは少し目を細めた




ナミ)「…寂しいだけ?…それだけの理由で…そこまでしてトラ男から離れたくないの?その左手の指輪…あんた達がそう言う関係だから?」

「…そんなに気になる?」

ナミ)「気になる。トラ男だし」

「ははっ。正直だね…そーだなー。彼は良い奴だ」

ナミ)「は?」











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