第7章 ◆ 目 ◆ 夢主視点 ◆

ナミ）「…次は？」

「次ってウソップか。彼は面白いね。見てて笑える」

ナミ）「それ見た目？」

「ナミはウソップの見た目が面白いと思うの？」

ナミ）「違うの？」




私が首を傾げればナミも傾げた




「いや、面白いけど…私の言う面白いってのは、見た目じゃなくて…私が手合わせしたくなるぐらい興味があるって事。彼は強い。まだまだ成長途中だけど…使い方によっては、多分誰よりも強くなるんじゃないかなー」

ナミ）「信じられない…事も無いわね」

「ふふっ。ナミの惚気だー」




ナミの言葉を笑えばナミにため息付かれた




ナミ）「こんなの惚気にも入らないわよ」

「それさっき私が言ったー」




私の言葉は無視された




ナミ）「んじゃサンジ君は？」

「…彼は…そうだな。隠し事の匂いがする」

ナミ）「隠し事の匂い？」




私の言葉にナミは目を丸くしていた

私はニヤリと笑い言葉を続けた





「そう。彼は何か隠してる…それがあなた達に関係してるか知らないけど…なにかあるのは確信できる」

ナミ）「…見ただけで？」

「言ってるでしょ？彼の目がね…喋ってくれるの」




私は自分の目元を指でトントンって軽く叩きながら

ナミに目を向けてそう言えばナミは少し真剣な顔をしていた




ナミ）「…」

「私に隠し事したいなら目を隠しな？じゃなきゃバレちゃうよ♡」




私が茶化すようにウインクしながら言えば


ナミに少し睨まれた