* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】
第29章 ◆ 助けたい君 ◆ 夢主視点 ◆ ④ ◆
部屋に戻ればローがキスしてきた
求められるのは嬉しい
が、流石に私だって女である
ずっと外で寝ていたローには悪いが
「シャワー浴びたい」
ロー)「⋯⋯」
キスまではまだ許そう
顔が離れた瞬間に両手でローの口を塞げば静かに睨まれる
ローの顔が面白かったがそこは譲れない
「私、雨に濡れたし⋯戦闘になったから戦ったし」
ロー)「⋯⋯」
「ちょっと待ってて⋯すぐ戻るから⋯ね?」
まるで子供をあやすように言えば
ローはため息を付いて私を離した
ロー)「食堂に行ってくる」
「ならシャワー浴びて待ってるね」
私は手を振って見送り
着替えを持ってシャワー室に向かいシャワーを浴びていた
あまり遅くなったらシャワー室に乗り込んできそうだなとか思っていたら
シャワー室のドアが開いた
本当に乗り込んできた
戻ってくるの早くないか?!
慌てて振り返りローに目を向けるも
私が口を開くよりも早く
ローは私を壁に押し付けキスをした
何度も角度を変えて
ローの唇が離れた時には少し息が上がっていた
シャワーに当たって濡れてるローは刺激が強い
何とか息を整えて待てが出来ないローに呆れながら口を開いた
「待っててって、言ったのに」
ロー)「俺が部屋に戻ってもシャワーを浴びてるお前が悪い」
「5分も経ってないんだけど!」
本当に待てができないんだから!
もっと文句を言おうと思ったが
ローは私の首元に顔を埋めキスをし出す
首元を噛まれたり
キスマークを付けたり
狙ったかのように
耳元で小さくいやらしく名前を呼ばれたり
それに弱いの知ってるから
抵抗出来なくなる
シャワーの音と共に響く私の甘い吐息
恥ずかしくなると同時に体が疼く
勝手に濡れ出す私の体
止めて欲しくてローの名を呼んでも
やめてくれなくて
ローはそのまま事を進めた