第28章 ◇ 助けたい君 ◇ 夢主視点 ◇ ③ ◇

ｼｬﾝｸｽ）「ウタを守ってくれたろ。その礼だ」

「あ、ウタちゃんが撃たれそうになって庇った時のやつか」

ｼｬﾝｸｽ）「あぁ」

「それなら気にしないでいいよ。可愛い女の子を守るのは当然だからね」












私の答えにシャンクスは小さく笑った





そして顔を上げたかと思ったら








ｼｬﾝｸｽ）「俺の船に来ないか？」









そんな事を言ってきた











「はっ、それこそ冗談。私人妻なの」

ｼｬﾝｸｽ）「ははっ⋯そんな断られ方は初めてだ」

「でしょうね。少なくとも今の旦那よりいい男を連れて来ら考えてあげるよ」

ｼｬﾝｸｽ）「お嬢ちゃんにとっていい男ってのはどんな感じの男だ？」

「今の旦那」

ｼｬﾝｸｽ）「ははっ、そうか⋯海賊なら欲しいものは力ずくで手に入れろなんて言葉があるんだが」

「手に入れられるもんなら手に入れてみろっての！」

ｼｬﾝｸｽ）「面白いお嬢さんだ」

「よく言われる」









そんな話をしながら敵に倒していた時だ







シャンクスの一撃が魔王の防御を崩した









なるほど⋯その感覚か








なら、さっきの人がいいなと思い
割と近くにいたのでそこまで飛んだ










「ねぇ、おじさん」

ﾔｿｯﾌﾟ）「ぅわっ！⋯さっきの嬢ちゃんか。ってかおじさんって俺の事？俺、おじさん？」

「何か手立てがあるの？」

ﾔｿｯﾌﾟ）「あぁ、やっとバカ息子が気付いたんだ」

「息子？あなた息子がいるの？」

ﾔｿｯﾌﾟ）「その話は後だ！⋯シャンクス！」










何をするのか作戦でもあるなら聞こうとしたら
反撃の時間になったらしい







ｼｬﾝｸｽ）「よし！野郎ども⋯気合い入れろ！」

「「「おぅ！」」」











なんか面白そうだ




私も参加しよーっと