* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】
第28章 ◇ 助けたい君 ◇ 夢主視点 ◇ ③ ◇
ウタちゃんの知り合いに診てもらうなら
ウタちゃんも少しは大丈夫かな
男の人に手伝って貰って体を起こして貰ってた時だ
?)「ったく⋯お前は⋯さっき無茶しないって約束したばっかじゃろうが。目を離した途端にこれか⋯」
「え?」
「「?!」」
ジジィが来た
分身だったけど
ため息付きながら腰を落とし
ウタちゃんに目を向けた
クロガネ)「大丈夫じゃぞ。娘さん。この馬鹿はこんぐらいじゃ死なん」
ウタ)「あなた⋯は?」
クロガネ)「この馬鹿の親じゃよ。じゃから安心せい。こいつは大丈夫じゃ」
「そうそう。人間そんな簡単に死なないよ」
クロガネ)「お前は黙っとれ。ほれ、そこのちょんまげ。手伝え」
ホンゴウ)「ちょん⋯初めて言われたな⋯ウタ⋯死なせないから⋯大丈夫だ」
安心して欲しくて笑っていたら
少し泣き止んだウタちゃんがゆっくり口を開いた
ウタ)「⋯なんで、笑ってるの?」
「ん?あなたに安心して欲しいから笑ってる」
ウタ)「⋯なんで⋯助けたの?」
「目の前で可愛い女の子が狙われてたら助けるでしょ」
ウタ)「⋯あなたは⋯私を止めたかったんでしょ?」
「今でも止めたいよ。私はあなたを助けたいもん」
ウタちゃんは私の言葉に口を閉じた
ウタちゃんが口を閉じたからちょんまげの男の人とジジィは手当てを始めようとした
ジジィに関しては医療忍術でお腹の傷を手当してくれて
ちょんまげの男の人はジジィの手当てを珍しそうに見ながら足を止血して包帯を巻いてくれた