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* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第28章 ◇ 助けたい君 ◇ 夢主視点 ◇ ③ ◇







2発



銃声がした











































ウタ)「っ!」

「ぁぐっ!」


































ウタちゃんを庇うようにして飛び出した私は
ウタちゃんを突き飛ばして代わりに私が撃たれた














1つは右の横腹



もう1つは右の太もも










「⋯う"ぅ⋯は、はぁ⋯」











撃たれ私は倒れた


































ウタちゃんの焦りながら走って来た







ウタ)「死んじゃダメ!もうすぐ新時代だよ!」









ウタちゃんは自分の服を破って私の傷口に当てて止血しようとしてくれている






そんなウタちゃんに笑ってみせた










「ぅっ、⋯ははっ⋯まだ⋯死な、ないよ⋯」

ウタ)「は、⋯ぅぐっ⋯」









私は泣いてるウタちゃんに泣き止んで欲しくて
手を伸ばして頬を撫でた





涙を拭うように











視界の端に赤い何かが飛んで行ったのが見えたけどそんな事は気にしてられない










「泣かない、で⋯私、美人の涙に弱いの⋯」

ウタ)「だって!このままじゃ!」

「お嬢さん⋯あなたが歌でみんなを救いたいって気持ちも⋯あなたが歌を好きなのも分かったよ⋯でも、それを武器にしちゃダメだ⋯好きな歌で人の心を傷付けたらダメだ⋯あなた自身が自分を嫌いになってしまう」

ウタ)「うっ⋯くっ、⋯」








そんな時だ




知らない男の人が視界に写った









?)「傷を見よう」

ウタ)「⋯ホンゴウ⋯さん⋯」

「⋯つぅっ、何回やっても⋯撃たれるのは痛いなぁ⋯」

ホンゴウ)「慣れるもんでもないだろ」

「⋯ははっ」








男の人に診てもらうのはちょっと抵抗があるけど
今は仕方ない












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