• テキストサイズ

* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第26章 ◇ 助けたい君 ◇ 夢主視点 ◇







ウタ)「⋯そんな事⋯ないよ」

「人は娯楽だけだと生きていけない。それに慣れきったら絶対に争いは起きる。人ってね、環境に慣れるように出来てるんだよ。でもその環境に慣れきってしまったら⋯」

ウタ)「違う⋯私の作る新時代は⋯」

「⋯お嬢さん⋯もうやめよう?もう一度⋯私の手を取ってくれない?今度こそ⋯あなたを攫うから」








必死に作ろうとしている笑顔







そんな女の子に私は手を差し出した














さっきは女の子の方から掴んでくれた







今度は私は手を取る番















そう思ったのに















女の子は少し俯いてすぐに顔を上げたけど
上がった顔は悲しい笑顔だった










そして静かにこう言った












ウタ)「⋯もう、遅いの⋯」













私は女の子の顔を見て息を飲んだ








そして上から人の気配









私達は避けるのに後ろに飛んだ











上から降ってきた人のせいで出来た土煙










「なに?!」










土煙が晴れて出てきたのは
女の子を守るように立つ2人の姿











藤虎)「コビー大佐!こいつぁ、どういう了見だい?!」









大佐と呼ばれた男の子は立っていたのに
上から飛び降りて来たのに
寝ていた








私達は驚くしか出来なかったのに
女の子はそんな私達を置いて笑いながら立ち上がった











ウタ)「みんなー!悪い人たちがいるよ!新時代の為に皆でやっつけよう!」












女の子がそう言ったら
おじさんは手で何か合図した








海軍は何かをはめて銃を構えようとした









そして女の子のさっきの言葉






号令か?






その号令のせいか今まで寝ていた人達が起き上がり飛びかかってきた









私や藤虎は避けたけど
何人かの海軍は一般市民に捕まった








襲ってくる一般市民に銃口を向ける海軍










/ 330ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp