* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】
第26章 ◇ 助けたい君 ◇ 夢主視点 ◇
藤虎)「傷付けちゃいけねぇ!操られているのは罪なき一般市民だ!」
藤虎の命令で銃口を逸らす海軍達
そして海軍達はせっかく耳にはめた物を取り上げられた
海軍1)「あっ!」
海軍2)「いっ!」
海軍3)「うっ!」
海軍4)「えっ!」
「おっ?」
私は女の子から目を離していた
女の子に目を向けると
飽きらめたような
負けられないような
覚悟を決めたような
そんな顔で歌い出した
歌は感情をのせる事が出来る
だから私は⋯この子の歌を聞いた時
悲しい歌に聞こえたんだ
この子は本当に
全世界を
すべてを敵に回しても
やり遂げるつもりなんだ
「⋯これは⋯止めなきゃね⋯」
向かってくる一般市民を
怪我させない程度に投げ飛ばしたり
海軍はちょっと怪我させてもいいだろう
相手をしながら女の子に向かって走った
邪魔されまくって全然届かない
その時だ
ローが私に斬りかかってきた
くないでローの刀を受け止め弾いて距離を取った
はぁ?!
なんでここから遠ざけたのに
自分から来てる訳?!
いや!それより!
思わず眉間に皺が寄る
「ちょっとちょっとー!何好き勝手に体を使われてるわけー!浮気だ!浮気!」
ちょっとイラッとしてローに向かって言ったら
再びローが斬りかかって来た
ここにローがいるって事は⋯
「むー!もう怒ったもん!これ以上邪魔するねら1週間お触り禁止だから!私イッカクと寝るから!絶対!イッカクと寝るからね!」
当然聞こえるはずなく
ローは私に斬りかかる
ローの相手ばかりをしてられないのに!