* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】
第26章 ◇ 助けたい君 ◇ 夢主視点 ◇
モモンガ)「きっ!貴様!何故ここに!」
「それはいいから⋯私の質問に答えて」
モモンガ)「今は貴様に構ってる時間は無い!邪魔を⋯」
「うるさいなぁ⋯黙っててよ」
思わずため息付きながら
シッシッと手で払ってしまったから
おじさんはそれはそれはお怒りだ
そんな周りをほっといて私に声をかけたのは藤虎だった
藤虎)「何が聞きたいんですかい?夜叉白雪殿」
モモンガ)「イッショウさん!」
ウタ)「やしゃ?⋯なに?」
「私その名前好きじゃなーい⋯名前で呼んで!イッショウさん」
藤虎)「⋯覚えときやしょ⋯それより何が聞きたいんですかい?」
この人の雰囲気は好きだ
私は思わず零れた笑みをそのままに指でVの字を作った
「2つ、聞きたいんだけど⋯まず1つ」
指を2から1にして
その指をそのまま藤虎に向けた
藤虎)「?」
「あなた方海軍は、この子が本当に世界転覆計画とやらを企てていると考えているの?」
藤虎)「何が言いたいんですかい?」
「誰が指示を出したか知らないけど、世界転覆計画って変じゃない?」
藤虎)「⋯⋯」
モモンガ)「貴様に何がわかる!ここで邪魔をするなら今ここで貴様から捕らえるぞ!」
「⋯はぁ⋯まぁ、いいや⋯んでもう1つの質問ね」
話に入ってきたおじさんに
またため息が出た
仕方ないよ
この人邪魔ばっかりするんだもん!
動いた私におじさんは動こうと部下に命令を出そうとしたが
藤虎がそれを止めた