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* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第26章 ◇ 助けたい君 ◇ 夢主視点 ◇







「⋯ふふっ⋯普通なら開かないであろうこの扉を開けられちゃうのが忍なのであーる⋯なんてね」






言い終えたと同時にガチャンと音を立てて開いた扉







私に開けられない扉はないのだ








昔、あっちの世界で警備厳重だった火影様の秘密保管室だって入ってたんだから








「チョロいチョロい⋯⋯ん?」








扉の中は本だらけだった






辺りを見回しながら歩いていたら
なにか機械が動くような音がした







目を向ければ銅像が動き出していた









「あら、歓迎されてない感じ⋯⋯ん?」









あまりにも大きな銅像を見上げたら
天井の絵に気付いた








あの絵⋯文字か⋯








天井を見ていたら銅像が襲って来た






ビームだよ!ビーム!



麦わらの彼の所にいる誰かを思い出すなぁ









なんて考えながら
避けるのに後ろに飛び
そのまま本棚に飛びあがった








改めて見れば
銅像は一体二体なんてもんじゃなかった










上からだとよく見える











私はゆっくり立ち上がった








銅像は何かを発射しようとしていて
腕をこっちに向けている







銅像が邪魔でゆっくり調べ物も出来ない









「邪魔するなら⋯潰すだけだ」








相手が人でないなら





この場所に人がいないなら






この程度⋯






「遠慮する必要は⋯ない!」






私は両手に雷を宿して銅像に向かった











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