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* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第22章 ◇ ある日の朝 ◇ ロー視点 ◇







「んっ、ん"ん"っっ…んぁっ…ふぇ…ろ、ぉ?」






俺の胸元にあるアヤの頭




名を呼ばれ起きたのに気付いた


流石に起きるか





アヤの頭に撫でながら声をかけた








ロー)「起きたか?」

「な、ぅっ…にゃに、して…んんっ」

ロー)「これは夢だ」

「ゆ、め…?」

ロー)「あぁ…気持ちいい夢だ」

「ァッ…気持ち、いい…?」

ロー)「そうだ。気持ちいいだろ?」

「ぅん…気持ち、イイ…はっ、アッ…」

ロー)「そのまま身を委ねてろ…もっと気持ちよくなれる」

「…ねぇ、ろぉ」

ロー)「どうした?」

「きしゅ…気持ちイイ、から…キスして」

ロー)「キスは好きか?」

「ぅんっ…ろぉの、きしゅ…すき」

ロー)「ふっ…なら体勢を変えないとな」







アヤからのおねだりに思わずニヤける





寝ぼけてるから無意識に近いし素直に答えるから面白い




これは気分が良くなる







話してる間もずっと動かしていた指




アヤは自分の口元に手を持っていって
何故か俺の胸元を触っている







アヤの中から指を抜いてアヤの背に腕を回して体を起こしアヤの顔を見た







「はぁ…はぁ…ろぉ?」







アヤは少し伏せていた顔を上げて俺に目を向けた





目は涙目で輝いていてトロンとさせて
口からは小さな甘い吐息







そんなアヤを見ていれば力の入ってない手で頬を撫でられる






「…キ、ス…」





言葉にならない声






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