第18章 ◇ バレンタイン ◇ ロー視点 ◇

「ふふっ。気にしないで♡」





アヤは笑ってそれだけ言うと


「ごちそうさまでした！」


と手を合わせて席を立った





「ロー。今日は島に着くんでしょ？私部屋にいるね」

ロー）「…あぁ」





俺の返事に聞いてアヤは


「また後でね」


と言って手を振って食堂を後にした


































アヤを見送った後






ｼｬﾁ）「…アヤの世界にもバレンタインってあったんだな」

ｲｯｶｸ）「それ！私も思った！」

ベポ）「…アヤって誰かにあげてたのかな？」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「どうだろうな…チョコ回収機って言ってたからなー」

ｼｬﾁ）「それ絶対男じゃね？」

ｲｯｶｸ）「…アヤとなんの関係、が…」

「「「…」」」

ロー）「？」






会話が不自然なところで終わって
自然と新聞から顔を上げたら
一緒に食べていた3人（ベポとジャンバール以外）が青い顔をしていた





ロー）「なんだ？お前ら…どうしたんだ？」

「「「え？！いや、なんでも！」」」

「「「？」」」





俺とベポとジャンバールは不自然に飯を食べ出した3人に首を傾げた




そして全員食べ終わり、しばらくして島に着いた