第16章 ◇ クリスマス ◇ 夢主視点 ◇

＊♡＊





ローとのキスはゾワゾワする


深いキス…体が痺れる感じがする






キスが終わって目を開ければ好きな顔があって
それだけでもゾワゾワする





昨日の夜もシたのに…


シたから下着も付けないで寝たから
ローは私の体にキスを落としていく





段々下に降りていくローの体






ローは布団の中に潜って私の体をなぞるようにキスを落として行く





「んっ、ふっ…っ…ん、んっ」






恥ずかしくて両手で口を抑えて声を潜めれば
ローの手が足に触れて少し持ち上げられて
太ももにもキスを落とした





慣れないその感覚に体がビクッて反応して






ローのキスにも、手の感覚にも、体に当たる息遣い
舐められる舌の感触





何もかも私をその気にさせるのは簡単で
ローが見えないから余計に体が震える






ゆっくりローがキスや舐めながら上へと戻ってきて
布団から顔を出した







ロー）「まだ大人しくしてろよ」





私の両手を口元からゆっくり退けて
息を上げる私の頬に手を当て親指で唇を撫でながら
目を細めて…その視線にも体が疼く






「まだ時間はたっぷりある」って呟いて
また布団の中に戻って行ったロー






「ろ、ろぉ？…時間って？」




布団を少し捲ってローに問えば
ローはニヤニヤしながら「気にするな」って言った