第16章 ◇ クリスマス ◇ 夢主視点 ◇

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今日は何かしているのだろうか





目が覚めればローが起きてて
ローの腕の中にいるのはいつもの事なのだけど
頭を撫でられてて…それはいつもと違った





起きた時にローから「部屋から出るな」って言われた





変にご機嫌なローを不思議に思っていれば
「大人しくいい子にしてればいい物が貰えるぞ」って
笑いながら言うもんだから
この前食堂で話したクリスマスの事を思い出した








「…今日…が？」

ロー）「あぁ。楽しみにしてたクリスマスだ」

「ベポが言ってた《さんた》が来るって…来てプレゼントくれるって」

ロー）「あぁ。まぁこの船は海賊船だからサンタは来ないからクルー皆でプレゼント交換するんだが、今年はサンタが来てくれるらしいぞ」

「本当に？！」

ロー）「だからサンタが来るまで大人しくいい子にしてろ」

「…」

ロー）「サンタが来たら教えてやるよ。それまで…」

「この部屋で？ローの隣で大人しくいい子？1番大人しく出来ないと思うんだけど…ローのその手は何？」







話をしながらローの手が
私を押さえ付けるように掴まれていて
ローが体を少し起こして私の上に覆いかぶさってきた





太ももら辺にある感覚に…思わず…




ローは私の言いたい事が分かったのだろうか
それともわざとか…



いや、わざとだな
凄いニヤけ顔だもん







ロー）「大人しくいい子にしてろよ？」

「いやいやいやいや…おかしくない？」

ロー）「おかしくない」

「…」







ローに疑うような視線を送っても
ローはニヤニヤと笑っていて
そのままキスされた