第15章 ◆ 始まりの話 ◆ 夢主視点 ◆

退院してからも1人で生活なんて出来なくて
師匠の家に迎えられた




赤い髪の女の人は私にすごく良くしてくれて
その家にお邪魔してアカデミーにも入学した




アカデミーでは
カカシやリン、後で教えてもらったオビトもいた




アカデミーと
1人でも出来るような簡単な任務をやりながら
修行にも付き合ってもらって
日が暮れた頃に師匠の家に帰って…を繰り返した












しばらくしてカカシが上忍になって
リン達も中忍になって…
私はその人達の班に入る事になった






私の初めての…チームでやる…ある任務の途中で

























オビトが死んだ

























後悔した


















リンが攫われて
それなのにカカシは任務を続行するって言うし
オビトはカカシに反発して喧嘩になるし






オビトは怒って1人で向かってしまって
カカシがまた悲しい顔をしていたから



「任務は私が行くから…カカシは、リンとオビトの所に向かって」



って言ったら驚いていた







行きたいのを我慢しているような…でも任務が…みたいな




そう感じたから





「私が行くから…カカシはリンやオビトを連れて迎えに来てね」




そう言えばカカシの目が揺らいだのを感じた




「ほら、隊長さん。早くしないとオビト1人で突っ込むよ？」




って…笑って言えば





カカシは立ち上がって小さく「…ごめん…すぐ向かうから…無茶するな…死ぬなよ」って言って








私達は別れた