第15章 ◆ 始まりの話 ◆ 夢主視点 ◆

私が挑発するのは
その怒りで相手に隙を作ろうかと思った




私は女で

どうしても男より力が劣って

体もそんなに大きくなくて

当時は力も強くなくて





だから私が狙うのは《一撃必殺》



その隙をついて
急所を確実に狙うやり方だと思った








それが出来るようになるまでに
時間はかかったけど



今の私が出来た







まぁ、力の使い方を教えてもらってからは
少し戦い方が変わったけど






























修行して最初に見た顔が無くなるならって思った




そんな中私を見舞いに来てくれる人達が増えて


その人達が…カカシ達が《忍》なんだと知った








なら私も忍になろうと思った





見舞いに来てくれる人の中に大人がいて
その人には私が隠れて体を動かしてたのに気付かれて
カカシ達がいない所で
怒られたんだ






理由が分からなかったけど









私、その時から大人しくなくて
包帯だらけの体で窓から外に出て動き回ってたんだ







森で木から落ちそうになった時に
カエルに食べられた時はびっくりした






まーカエルって言っても
ある人の口寄せだったんだけど






その人にも体の動かし方や女としての仕草や里の事…
色々教わった


他にも教えてもらったけど






その人官能小説書いてる人で色々知ってたんだ





半分も分からなかったけど今なら分かる





任務でも使わしてもらったよ



《女》ってやつを





女には女の戦い方がある