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* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第14章 ◇ 熱*② ◇ ロー視点 ◇







俺は少し体を起こしてアヤに目を向けた





アヤから《甘い香り》がする






甘い香りと言う表現で合ってるのか
本能的に…この香りは誘われる匂いだと脳が告げる






ロー)「…」






このままここにいたら体が反応する気がする



シャワー室で済ませるか






俺は息を吐いてベットから立ち上がり
アヤと繋いでる手を離した






アヤには俺の服を握らせているし
一応、起きた時の為に枕元に置き手紙を置いとく事にした






シャワー室で少し熱めのシャワーを浴びながら
自分で処理するが









アヤからのあの甘い香りに…耐えれるか?…









甘い香りに体が反応する度にシャワー室なんかに来てたら…





こんな状態で看病出来るか?



他の奴には任せたくないし
あんなアヤを見せたくない







そんな事を考えていたらシャワー室のドアがノックされた







ロー)「?!」

「…ろぉ?」







ドアを開けずにアヤに呼ばれた






ロー)「アヤ…起きたのか?体は?」

「…ろぉ、体、変なの…」






ドア越しに話していたが
ドアに映るアヤの影が崩れ落ちた様に見えて
慌ててドアを開ければアヤがへたり込んでいた







ロー)「アヤ!大丈夫か?!」






アヤが濡れるとかそんな事お構い無しに
アヤに触れれば
アヤも濡れる事なんかお構い無しに
俺の首元に腕を回してきた






「っ、ろぉ…」






息が荒い



そしてまた…甘い香り



耳元で熱の篭もるその甘い声に…また体が反応した






「…ろぉ、に…触って欲しい」







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