• テキストサイズ

* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第14章 ◇ 熱*② ◇ ロー視点 ◇







俺はアヤが安心するまで頭と背中を撫でて
次第にアヤは落ち着いたのか力が抜けていった





薬も効かないと言っていたが



それは前に言ってた効きにくいって感じじゃないのか



薬慣れしてるから効かないって訳じゃ…無さそうだ








実はさっきアヤに飲ませた水
と、言うより俺が口に解熱剤を含んで
アヤに口移しをしたが
恐らくは効かないだろうな








アヤを寝かせようとしたが
無意識か、離れたくないのだろう


寝かせようと離そうとするが
小さく唸って離れようとしない






俺は小さくため息をついてアヤを抱えて横になった




この世界でチャクラの事を分かる奴なんているのか






アヤのこんな状態




これから何回も熱が出る状態が続くなら
知識として欲しいが…
俺達じゃ感じ取る事の出来ないチャクラ






「…ろ、ぉ…」

ロー)「?」





名前を呼ばれて気が付けばアヤが目を開けていた





「…むずかしい…顔…」

ロー)「…」

「…どうしたの?」

ロー)「…何も出来ないのが…少し悔しくてな」

「…」

ロー)「この世界じゃチャクラなんて物はお前ぐらいしか分からない…そのお前が、原因が分からないなら…」





アヤは片手で俺の口を塞いだ







/ 330ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp