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* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第14章 ◇ 熱*② ◇ ロー視点 ◇







俺は自分の口に水を含んでアヤに口移しをした




アヤは抵抗する力もないのか俺の服を握り締め
飲み込んだ





「んっ、」





そのまま深いキスをすればアヤから余計に力が抜けた





「んはっ、はぁ…」




リップ音と共に唇を離し
そのままおでこをくっつければ
さっきより熱い気がした




おでこを離して俺の首元にアヤの頭を置いて優しく撫でた






ロー)「…少し話せるか?」

「…にゃに?」

ロー)「たまにあるって言ってたが、その時はどうしてたんだ?」

「…」

ロー)「アヤ?」






アヤは力が入ってない腕で
俺の首元に腕を回して抱きついてきた




いつもより熱いアヤの体


心做しか…少し震えている様な気がした







「…ひとりで…」

ロー)「…」






俺の耳元でゆっくり話始めた







「ひとりで、耐えてた…いつから、だったか…こんな風に、熱がで初めて…決まって…誰もいない時で、」

ロー)「…」

「動けないし、チャクラも使えないから…誰も…呼べなくて、」

ロー)「…そうか」

「任務中、だったら、困るから…病院で、1度、見てもらったけど…原因が、分からなくて…」

ロー)「…」

「薬も、効かないし…医療忍術も、ダメで…耐えるしか…」

ロー)「もういい。落ち着け…俺はここにいる…お前は独りじゃない」

「…ぅん」







アヤは返事と共に俺の首元に頭を押し付けた







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