* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】
第3章 ◆ 無人島にて…続き ◆ 夢主視点 ◆
消えてた
ロー越しに遠くを見回しても…どこにも…崖がない
「あ、あれ?崖は?」
イッカク)「…崖なんて最初から無かったよ?」
「え?私がさっきまで居た所は?」
ベポやイッカクの言葉に思わず…
ダメだって…
私、そう言う話…嫌いなんだって…
シャチ)「…お前寝てたんじゃねぇのか?」
「ローに追いかけられながら?…私チャレンジャーじゃん」
シャチ)「…確かに…キャプテンに追いかけられながらとか…恐怖だな」
「悪夢だな」
ロー)「…」
「「すみません」」
ローに睨まれた…
「…でも本当なんだよ?目の前に変な気配の大きな木があって、その木に実ってた果実がね、目の前で変な色に変わって…渦巻きみたいな模様が出来てね…」
ロー)「目の前で…か?」
「う、うん。信じてよー!本当なんだってばー!」
私の言葉にローは疑いの視線を向けてきたが
嘘は言ってないもん!
ペンギン)「食べればよかったのに…そうしたらキャプテンみたいな能力者になれたのに」
「えー…能力者に興味無いし…あんな見た目の悪い…不味そうな果実を食べたいと思う程…私飢えてないよ」
ロー)「…」
「…美味しくは…無さそうだったなー…匂いとかはなかったけど」
ローから視線を外してペンギンに顔を向ければ
また呆れられた様な顔をされた
なんでそんな顔するの?
イッカク)「アヤは能力者になりたくないの?」
「皆は能力者になりたいの?」
イッカクが首を傾げて聞いてきた
私も首を傾げた