• テキストサイズ

* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第13章 ◆ HAPPY HALLOWEEN ◆ ロー視点 ◆







ゆっくり息をしているアヤを抱き締めて
俺も息を整えた



しばらくしてアヤの小さな笑い声が聞こえて
少し体を起こしてアヤに目を向けた



なんだ?






「ふふっ…これが…イタズラ、か…ふふっ…」

ロー)「どうした?」

「お菓子…あ"げないだけで…こんなイタズラ…ふふっ…」

ロー)「…」

「ろぉ」

ロー)「…なんだ?」

「イタズラするからお菓子ちょうだい」





ニヤけた顔で言ってきたから
アヤの髪の毛を少し取って
口元に持って行ってキスを落とした





ロー)「ふっ…お菓子よりもっといい物をやるよ」

「ふふっ…簡単には喜ばないよ。私」

ロー)「不満か?」

「物による」

ロー)「お前しか貰えないモノだぞ?」

「ふふっ。なら貰ってあげるよ」

ロー)「返品不可だからな」

「しないよー。貴方は私だけのモノ」

ロー)「お前もな」






そう言って笑ってキスをして
シャワーを浴びて着替えて
甲板に出れば宴が始まっていた





ベポが俺達に気付いて
大きな声で呼ばれて
シャチやペンギン達もこっちに顔を向けて大きな声で



「「「Trick or Treat!イタズラするからお菓子ちょうだい!」」」






そう言われて手を差し出されて
2人して目を丸くして
ゆっくり顔を見合せて
小さく笑った





この船は今日も平和らしい





/ 314ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp