第13章 ◆ HAPPY HALLOWEEN ◆ ロー視点 ◆

「…っ…まっ、待って…ローのその顔…ダメっ…」




俺の顔を見て…アヤの声に熱が籠る




ロー）「…どうした？お前の今の顔は、俺を喜ばせるだけだぞ」

「…ん…ろ、ぉ？…」





アヤを脱がそうと服に手を伸ばす


が、勿体ない気がして…





ロー）「…写真でも撮っとけば良かったな」

「…え？写真？写真ならイッカクにいっぱい撮られたよ？」

ロー）「…」

「…」

ロー）「…いっぱい？」

「…いっぱい」

ロー）「どんな感じのやつだ？」

「え？ど、どんな感じ？…えっと、着替えてる途中とか…なんかポーズ取ってとか言われて…イッカクが言ったポーズ取ったり…した…けど」

ロー）「…続けるぞ」

「あれ？私また間違えたよね？絶対余計な事言ったよね？」






イッカクの撮った写真ってのはまだ見てないが
この姿のアヤが映ってるなら
イッカクにはとびっきりのご褒美だな






写真は絶対貰う



着替えてる途中の写真は…気になる






そう思いながら
戸惑うアヤの体をなぞる様に触れ
体にキスを落としていけば
アヤは逃げる様に体を震わして
口からは甘く熱が籠ってる声