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櫻の花が咲く頃に。 【鬼滅の刃】

第1章 分岐点 ※





櫻乃side




麗羅は塵となり消えてゆく。でも何故か、苦しそうには見えなかった。


…きっと麗羅にとって大切な人が迎えに来てくれたに違いない。




私は麗羅を見ながら神経が狂いながらも、手を合わせる。


家族を殺したことは許せないけれど、恨みはそこになかった。



『貴女は幸せ者ね…』



私は涙を流しながら意識を手放した。




何処からか、「ありがとう」と感謝の声がした気がした___







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